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アルツハイマー病(Alzheimer)とは
アルツハイマー病の症状
- アルツハイマー病〈Alzheimer病〉はもの忘れから思考や判断力の低下、言葉の異常、行動の異常がでてきて、認知症(痴呆)になっていく病気。
- 脳を構成している神経細胞が通常の老化よりも急速に、いわば病的に減少して、新しいことが覚えられない、経験したことを思い出せないという記憶の障害。
- 知的能力低下に先立つ2〜3年前から、人格的な変化に加えて不安・抑うつ、睡眠障害、不穏、幻視妄想を認めることが多い。
アルツハイマー病の症状変化
第一期症状
- 健忘症状、道に迷う、多動・徘徊
第二期症状
- 高度の知的障害、巣症状(失語、失行、失認)錐体外路症状(筋固縮)
第三期症状
- 痴呆の末期で、失禁、拒食・過食、反復運動、錯語、しばしば痙攣
アルツハイマー病の現状
- 現在はAlzheimer型痴呆症が増加傾向にあります。
- 神経が変性してしまう病気の中では一番多いものです。Alzheimer病は実は身近な病気であり、高齢社会においてはますます重要な病気だといえます。
- 65歳以上で一番多く、40歳頃から90歳に至るまで広い範囲で発病します。
- 日本における老人性認知(痴呆)症(Senile dementia)のケースは、以前は脳血管性認知症が多いと言われていましたが、現在、認知症患者130万人のうち、30万人はアルツハイマー病だと言われ、2010年には、80万人を超えると予測されています。
- 老人性認知症(Senile dementia)を分類するとアルツハイマー型痴呆43.1%、脳血管性痴呆30.1%、その他の認知症26.8%となっております。
アルツハイマー病を予防できるか
アルツハイマー病を昼寝で予防?
- 国立精神・神経センターの研究によれば、昼寝はアルツハイマー病を予防する効果がある、と言っています。
- 毎日30分程度の規則的な昼寝を続けた場合、Alzheimer発症の危険性は5分の1にまで下がるとのこと。ただし、30分程度で、1時間以上眠ると予防の効果はないそうです。
アルツハイマー病を食べ物で予防?
- 近年いろいろとアルツハイマー病の原因や治療について研究され、予防に食生活が深く関係していることが分かってきました。
- 例えば、フランスのボルドー大学の研究グループは、一定量のワインを毎日飲みつづけることが全く飲まない人のわずか1/4にとどまっていることがわかり、アルツハイマー病の予防に効き目があるという疫学調査結果を発表しました。
- 他にもビタミンEで発症を先延ばしできることが分かってきたという報告もあります。
- 大豆など豆にも効果のある物質が含まれている。
- 脳の栄養素といわれるレシチン〈Lecithin〉は、大豆に多く含まれています。
- このレシチン物質は脳細胞に多く存在することから脳の栄養素と呼ばれています。
- Lecithinは体内でコリンに変換され、さらにアセチルコリンへと変換されます。
- 大豆の他にも卵黄、レバー、ナッツ類に豊富に含まれています。
アルツハイマー病の治療薬は?
- 脳内のアセチルコリンの不足はアルツハイマー病と関連があるとされ、アセチルコリンエステラーゼの阻害剤が治療薬として用いられている。
- 記憶のシステムの中で重要な役割を果たす神経伝達物質アセチルコリンの材料となる成分で、積極的に摂ると記憶力や集中力を高め、認知症やアルツハイマー型認知症などの予防・改善に役立つと考えられています。